煉瓦の敷き方、貼り方にもいろいろな種類があります。煉瓦と煉瓦をくっつける接着面(つなぎ目)を目地といいますが、煉瓦を積む時に忘れてはならない基本的な約束ごとは、縦方向の目地がまっすぐに通ってはいけないということです。縦方向に重なってしまう目地を芋目地といい、この芋目地をなるべく作らないように積み上げるのが基本です。ここでは代表的な煉瓦の積み方・貼り方を見てみましょう。

煉瓦の形状と名称

おなま(標準)七五半ますようかんはんぺん

煉瓦の積み方

イギリス積み

煉瓦を長手だけの段、小口だけの段と一段おきに積む方式。フランス積みに比べると、イギリス積みは丈夫(強度が高い)で経済的(使う煉瓦が少なくて済む)といわれ、土木構造物や鉄道関連の施設でよく見られます。端部の積み方の違いでオランダ積みがあります。

フランス積み

煉瓦の長手と小口を交互に積む方式。壁の表面には華麗な柄が現れ、最も煉瓦らしく美しいといわれています。フランドル地方で完成した積み方なので、正確にはフランドル積みといいます。

長手積み

煉瓦の長手のみをジグザグに積む方式。奥行きを半分につむことで長手半枚積みと呼ばれます。花壇や80cm以下の塀は長手半枚積みが多いです。

小口積み

煉瓦の小口のみをジグザグに積む方式。ドイツ積みとも呼ばれます。また、5〜7段を長手積みにし、1段小口積みを挟むことでアメリカ積みと呼ばれる積み方になります。

煉瓦の敷き方

煉瓦を床に敷き詰める場合は、以下の種類が代表的ですが、強度的な差はありません。芋目地による強度の低下の心配はないので自由度が高いです。

気に入った柄や雰囲気に合った柄を選ぶといいでしょう。

馬踏み

いちまつ

あじろ

通し目地